神歴300年代を暴れ回る

ヴァジアルサーガXXのプレイレポートをのっけたりのっけなかったりするブログです。

第10回:灯咲編その4~かわいそうな紅彩くん~

 前回のあらすじ:ライネ・灯咲、立つ

 

四大国時代、突入

「神暦323年、世界は四大国時代に突入した!」

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神暦323年の世界地図。プレイヤー国家の灯咲は右下の水色だ。

「最大勢力は北方の覇者、アヴァリス。続いて南部、ミル・フラートのネミスと……」

「西部を押さえているのが、この覇帝ソウリュウ率いる龍戒国だ! なお、アヴァリス・ネミス連合軍と戦争中だぞ!」

「そして……私の灯咲は、その三国すべてと同盟中だった。けれどミル・フラートとの同盟を解き――」

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神暦327年の世界地図。ミル・フラートと全面戦争中だ!

「――神暦327年、ついに敵領土の分断に成功」

「一方俺様は順調にアヴァリスにボコボコにされているな。国力で劣っているうえに相手が砂神では無理もないが」

「むしろ意外としぶといくらいよね」

「フッ。『覇帝』の名は伊達ではないということだ!」

 

礼儒の戦い

「全軍を率いて、ミル・フラートに決戦を挑むわ」

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灯咲軍、全軍前進! 目標は礼儒に駐留中のネミス軍!

「ここで勝てば王手だな。次のターンで勝負がつく。だが、こういう時に意外と手こずったりするものだ……油断は禁物だぞ、ライネ」

「当然」

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礼儒にて、ネミスと灯咲の決戦だ!

「勝って当然の戦力差だが、籠城戦に持ち込まれると少し厳しい。野戦でできるだけ数を減らしておきたいところだな!」

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野戦は4ターンで勝利! 敵軍には3000以上の損害を与えたぞ!

「欲を言えば殲滅しておきたかったけど……」

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礼儒を占領!

「戦略目標は達成したと言っていいだろう。これでミル・フラートには逃げ場が無くなった。翌年でケリが付く」

 

ネミス、滅亡

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最後にシャリの地でミル・フラートの軍勢を粉砕したぞ!

「ケリがついたわ。……ちょっと危なかったけど」

「最後の籠城で意外と粘られたな。シャリの城の城壁がもう少し厚かったら、攻めきれないところだった」

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シャリ落城時。味方の士気が尽きる寸前、ギリギリの勝利だった。

「ともあれこれで私の勝利は……あら?」

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紅彩神王を捕らえたが、能力は平凡で「流星」の才能もレアではない。

「紅彩神王か。どうやらミル・フラートに敗れた後、奴の配下になっていたようだな」

「仕官してきたのか……うーん……」

「なんだライネ、何か思うところでもあるのか?」

「別にそんなことはないんだけど。ただ、ほら、今うちの国には優秀な子孫武将がたくさんいるでしょ?」

「わざわざ配下に加えることもない、ということか」

「そういうこと。だから、今回はご縁が無かったということで……」

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紅彩神王、シャリの地に沈む。

「は? 紅彩神王、地下幽室に封印……?」

「え? ……ええっ!?」

「ライネお前……やっぱり紅彩神王のこと……」

「えっ、いや、ちがっ……私そんなつもりじゃ……ち、違うのよソウリュウ! 私はただ、臣下に加えるかって聞かれたから、ノーって答えただけで! 違うんだってば!」

「あー、うん、わかってるわかってる。わかってるぞライネ、わかってるとも」

それ絶対わかってないじゃない!

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ミル・フラートが持っていた領地を全て吸収したぞ!

「なにはともあれ、これでミル・フラートは全ての領地を失い、ネミスは滅亡したわけだ。四大国時代も短かったな」

「うぅ……ごめん、ごめんね、紅彩神王……できるだけ差し入れに良いモノ持ってくから許して……」

「このゲーム、封印した神王を開放するコマンドは無いからなぁ……」

 

 

 

 灯咲編その5に続く!