第24回:アラナダ編その3~内政はカツカツ~
前回のあらすじ:デフィスくん は ベルナ を てにいれた !
搾取タイム!
「アラナダ編、その3でようやく二年目か……このペースだとかなり長くなるんじゃねぇのか?」
「あ、デフィス様ー! そんなことより洗脳・搾取・虎の巻ですよ! これを聞かなきゃヴァジアルサーガは始まりませんからね!」
「いやそんな仕様は存在しねぇぞ!? その曲本編に同梱されてすらいねぇからな!?」
「というわけで、神暦301年! 無事に領地を増やして二年目を迎えられましたね!」
「ああ。そして今回は……」
「す、すごい……! 去年は税率70%でも金500も集まらなかった税収が、こんなに……!」
「今年は豊作だったしな!」
「愚民の皆さんも喜んでいるでしょうね!」
1600人をタダで雇いました
「さらに運の良いことに、1600もの兵を抱えている武将が仕官してきた! ……序盤じゃ多すぎるくらいだな」
「小国に匹敵しますよこの兵力……」
「こいつは防衛専門だな……ちょっと出兵費がデカすぎる……」
いざ、モンバルギへ!
「それではいきましょう、モンバルギ侵攻戦! 月亜さんはお留守番です!」
「元帝ロードハーン! てめぇの領土は……俺が頂いていく!」
「めちゃくちゃ肥沃ですもんねモンバルギ」
「豊かな土地が俺達を待っている! ガンガン攻めまくれ!」
「援軍も加わって、どんどん有利になっていきますよ!」
「このまま押し切れーッ!」
「やりましたねデフィス様! これなら攻城戦も余裕ですよ!」
「おうよ!」
「デフィス様! モンバルギ、占領です! なんとこの土地の総収穫は……1695! アラナダの倍以上ですよ!」
すぐに来た男
「というわけで、翌年! 税収がまた倍増したぜ!」
「モンバルギパワー凄いですね……あ、ちなみにこの年、玉座を追われたばかりのロードハーン様が仕官してきましたよ!」
「今のアラナダは金も兵も武将も何も足りねぇ! 働いてくれるってんなら大歓迎だ!」
ヴァジアルサーガあるある
「ではデフィス様。今年はどこを攻めましょうか?」
「伽羅あたりが狙い目だな! 隣国ハイネルのルシメルに援軍要請だ!」
「あいあいさー!」
「さーてそれじゃあ伽羅に進軍……んん? 進軍できねぇぞ!?」
「あ……ああっ! デフィス様、同盟破棄忘れちゃってます!」
「いや伽羅とは最初から同盟してな……あああっ! そうか、支配国か!」
「そうですよ氷虎様! 伽羅は華限に従属してますから、支配国である華限との同盟を破棄しないと……!」
「し、しまった……! ヴァジアルサーガあるあるのひとつ、同盟破棄忘れ! さっそくやらかした!」
「仕方ないので今年は大人しく洗脳・搾取・虎の巻でも聞きながらのんびりしましょうか!」
「ムーム……お前ホントそれ推すのな……」
アラナダ編その4に続く!