第35回:堯舜編その2~我慢が大事~
前回のあらすじ:堯舜軍、壊滅!
あっという間に10年
「初動で大きく躓いてしまった我が堯舜国には、もはや他国へ侵攻するだけの力は残されていなかったのだ……」
「というわけで、守りに徹し続けて神暦310年になったぜ」
「内政に励んだ結果、早くも我が堯舜の収穫高は2000に達した。デフィスよ、もうこれ以上は開墾できる土地も無いぞ」
「そうだな……なら、そろそろ拡張に踏み切るか」
「……いけるのか?」
「ああ。こいつを見てくれ」
「ヴェイ・ルースはミル・フラートとの戦争の結果、その領土を分断される形となった。そして堯舜はちょうどその中間にいる」
「なるほど。ここでヴェイ・ルースとの同盟を解消し、ミル・フラートとの同盟に切り替えれば……」
「そう……こうなるってわけさ!」
いよいよ始動だ堯舜軍
「ヴェイ・ルースの所領を奪い、二年で統治国数が三倍になったか……! うう、ついに領土が増えたのだな……!」
「泣くのは早いぜセイドウ。ここからが本番……いや、まだそれも早いくらいなんだからな」
「……で、あるか。ならばデフィスよ。次はどう動くのだ?」
「次は……こいつを狙う」
「むぅ、モンバルギ軍か。……堯舜軍で相手をするには荷が重い相手ではないか?」
「もちろん、一国じゃ到底勝てっこねぇ。同盟国に頼るぜ」
「なるほど。コリュウはロードハーンと敵対している。それを利用するわけか」
「おうよ! 内政に励み続けた甲斐あって、今の堯舜の情報力は世界一だからな。こっちが確実に先手を打てる!」
モンバルギ侵攻
「まずは東方最大勢力であるアラナダ国と同盟だな」
「続けてそのまま援軍要請、そしてモンバルギとの同盟を破棄、進軍だ!」
「この時に重要なのが行軍順の調整であるな。合戦フェイズでの移動処理は武将リストの上から順番に実行されることを理解しておかねばならぬ」
「これで痛い目を見たのが前回のアラナダ編なんだよな……今回はその反省を踏まえて、無人のベルナを先に占領できるよう調整しておいたぜ!」
「ではいよいよ次回、モンバルギ攻めである」
堯舜編その3に続く!