第38回:堯舜編その5~ミル・フラート征伐~
前回のあらすじ:地味に領土を拡張
ネミス軍分断作戦
「神暦321年、ネミス軍の分断作戦を発動する!」
「応! ネミス軍は皇陰に主力、華限に別働隊を置いているが、その中間地点であるハイネルには守将一部隊を残すのみ……ここを叩いて敵軍を分断、孤立させるのが目的だ!」
「では征くぞデフィスよ! いざ、ハイネル!」
「お前は留守番な。総大将はアヴァリスにして進軍だ」
「……(´・ω・`)」
ハイネルの戦い
「敵軍は戦力の集結が間に合っていないようだな! 初期配置はわずか5部隊だけだ!」
「うむ。次のターンに援軍も現れたようだが……」
「3ターン目にはケリが付いたぜ!」
「我が軍の損害は僅か……流石は戦術値90、砂神アヴァリスか」
「その後、危なげなく攻城戦にも勝利。ハイネルの占領に成功したぜ」
「続いて別働隊により源霊も占領。これにより、敵主力の分断、孤立化に成功したわけであるな」
皇陰の戦い
「神暦322年、ネミス軍は分断され、神王ミル・フラートは皇陰で包囲されている!」
「うむ。ここを攻め落とせば、ネミスの領土はすべて堯舜のもの……」
「両軍布陣完了。敵軍もそれなりに戦力を整えてはいるが、あらゆる点でこちらが上回っている。……はっきり言ってこの戦い、見所はねぇな」
「そうなのか?」
「ああ、見ろよセイドウ。3ターンで圧勝だぜ」
「ふむ。ならばこの後の攻城戦も余裕……」
「……いや、そうでもねぇぞ。皇陰の城壁値……39だ!」
「ぬぅ。勝てるのか、デフィスよ」
「正直微妙……いや、ギリギリ助かった!」
「炎龍砕の才能持ちが自軍にいなければ攻めきれぬところであったな……」
「なにはともあれ、これでミル・フラートの身柄はこちらのものだ! つまり――」
「――敵国領土、総取りだ!」
「ついに大陸の半分以上が我が領土となったか……」
「もはやこれでほぼ勝ったようなもんだな!」
「うむ。……しかし今はもうひとつ目標がある。なんとしても『砂神』才能遺伝子を回収せねば!」
「つーわけで次回は、再び内政ひきこもり子孫繁栄の時間だな!」
堯舜編その6に続く!