第42回:リヴァス編その1~滅亡~
キャラクター紹介
ヴェイ・ルースくん
セイドウくん
リヴァスにて
「……魔鏡、発動。見せておくれ、僕の――」
「――っ、これ、は……」
「む? ヴェイ・ルースよ、何を見ておったのだ? ……顔色が優れぬようだが」
「……セイドウ殿。……未来を、見ました」
「未来? ……なるほど、これは――」
「――そうか、滅亡してしまったのか。これはひとつの、ありえたかもしれぬ未来というわけであるな」
「……」
「そう不安がることもあるまい。魔鏡の見せる未来は絶対ではない……これから変えていけば良いではないか、のう、ヴェイ・ルースよ」
「……そう、だね」
裏ハード3に挑戦!
「というわけで、前回の堯舜編より引き続きお付き合い願おうか。堯舜の神王、法神セイドウである」
「……僕はヴェイ・ルース。リヴァスの神王です」
「今回のプレイ国はリヴァス。神王であるヴェイ・ルースは、戦術こそ控えめではあるが他の能力は軒並み高水準、才能もSランクのレア才能『魔鏡』持ちであるな」
「野戦は、ちょっと苦手。……だから月人には、カルキノスを選ぶよ」
「そして難易度はハードモードに裏オプションを追加し、裏ハード3に挑戦する」
「敵国すべてに毎ターン金2000を与える……軽率に選ぶハンデじゃないよね」
「実際、この難易度をなめてかかったプレイヤーは5ターンであっさり滅亡してしまった。……それが冒頭のゲームオーバー画面であるな」
「二の轍は踏みたくない、かな」
同盟結界
「滅びぬ事を念頭に最初のターン。まずは隣国に狙われぬよう不戦同盟を結ぶのだ。周囲すべてを同盟国で囲めば、攻め込まれる心配は皆無。同盟結界である」
「この間に国力を蓄える……そういうことだね?」
「うむ。儂も戦下手ではあるが……戦で勝てぬのであれば、経済で勝てば良いのだ。勝機が訪れるまでじっと腰を据えて待つ。それも立派な戦略である」
「5ターン目になったよ」
「ふむ。総収穫は500以上向上し、兵力も貯まってきておる。……そろそろ仕掛けても良い頃合いであるな」
「狙うならジィーア……かな」
「機は熟した、といったところか。では次回、いよいよ戦争に望むとするか」
リヴァス編その2へ続く!