神歴300年代を暴れ回る

ヴァジアルサーガXXのプレイレポートをのっけたりのっけなかったりするブログです。

第46回:リヴァス編その5~逆境~

 前回のあらすじ:強いぜ子孫武

 

苦境の予感……

「……今回はタイトルが不穏だね?」

「うむ。神暦319年、我らがリヴァス軍は希泉での会戦に勝利したわけであるが……西側の情勢が不利になりつつあるのだ」

鬼神シャラ率いる紺華軍が堯舜を占領!

砂神アヴァリス率いるアヴァリス軍が皇陽を占領!

「堯舜と皇陽を領有していたゴート・メイサスが滅ぼされちゃった……」

「これにより我らリヴァスはアヴァリスと国境を接することとなった。そしてアヴァリス、リヴァスのどちらとも同盟を組んでいる紺華は……翌年に確実にどちらかに絶縁状を叩きつけてくる。この場合、おそらく狙われるのはリヴァスの方であろう」

 

外交的敗北

「というわけで神暦320年……東はもう放っておいても大丈夫だね」

神暦320年の世界地図。注目したいのは西側だ!

「シャラとアヴァリスの同盟を相手に正面から戦うのは無謀であるから、せめてアヴァリスと同盟を結んでおきたい。しかし同盟国数が上限いっぱいであるので、ここは弱小勢力と化したキルマとの同盟を切る」

キルマの領土は一国のみ、それも国境を接していない場所だ!

同盟解消!

「そしてアヴァリスに同盟を打診……」

残念ながら、アヴァリスへの同盟打診は拒否されてしまった……。

「そしてこの後、恐れていた事態が起こった」

鬼神シャラが絶縁状を叩きつけてきたぞ!

「うぅ……」

「こうなっては致し方なし! リヴァス軍はこれまでの方針を撤回し、以後、モンバルギ以北の領土は放棄する!」

 

縮小戦略

神暦321年の世界地図。青かった地図がすっかり塗り替えられてしまった……。

「で、翌年にこうなったわけだけど……」

「うむ。狙い通りである」

「……本当に? 領土を大きく削られているみたいだけど」

「それがまさに狙いなのだ。国境線を縮小し、紺華とリヴァスとの接続を絶つ。このターンに紺華軍にリヴァスを、アヴァリス軍にベルナを占領させるよう誘導するのだ」

「……なるほど。そうすれば紺華は国境を接している国がアヴァリス領だけになるから……」

「必然、紺華・アヴァリス同盟は解消に向かうであろう。狙いはまさにそこにある」

攻めてほしいところをうまく攻めてくれている!笑いが止まらないぜ!

「うまくいったみたいだね。僕らとシャラの間に、アヴァリスの領地が薄く伸びている……」

神暦322年の世界地図。アヴァリスの国境線は伸びきっている。今が好機だ!

「うむ。見事にこちらの狙い通りの国境線が形作られた! そして――」

この瞬間、リヴァスの逆境はアヴァリスの逆境へと姿を変えたのだ!

「――紺華・アヴァリス同盟解消である! リヴァスの逆境は好機へと変わり、逆にアヴァリスの命運は風前の灯火となったのである!」

「それでは次回、激動の巻……」

 

 

 リヴァス編その6へ続く!