第49回:リヴァス編その8~決着~
前回のあらすじ:理想的包囲殲滅で紺華軍全滅だ!
開戦!
「僕のリヴァス軍が紺華軍にとどめを刺した頃……」
「南方ではシンリュウがムラマサを倒し、いよいよ残り二国となった……さあ、最後の戦争であるぞ、ヴェイ・ルースよ」
「それじゃあ――」
「――貴公の首は、柱に吊されるのがお似合いだ……」
圧倒!
「宣戦布告が済んだところで、早速敵軍の襲来である。数は……およそ二万と六千!これまでにない大軍であるな!」
「まあ……敵じゃないんだけどね」
「リヴァス軍は総兵力四万以上、さらに『砂神』や『天女』等の強力なレア才能持ち武将がごろごろいる……普通の軍勢では相手にならぬな」
「というわけで神暦331年……敵はトランベルに追い詰めたよ」
「ケリを付けるときが来たようであるな」
「うん。……全軍、攻撃開始。目標は……トランベルの皇陰軍、黒帝シンリュウの身柄だ」
「リヴァス軍は子孫武将たちの才能により、攻撃修正351%というとんでもない強さになっているが……敵もシンリュウの才能『黒龍』の効果で攻撃修正が向上している。289%はこれまで戦ってきた相手の中では破格であるな」
「これだけの軍勢の激突……敵も味方もただでは済まないだろうね」
「敵軍に四千近い損害を与え、複数の部隊を潰走させたが……味方も千五百ほどの兵が倒れたか。これまでにない被害であるな」
「それでも全体から見れば『微々たる損害』でしかない。僕たちの勝利は……揺るがない」
「最後はあっけないものであるな」
勝利!
「序盤は苦労したけれど……終盤は圧倒的だったね」
「裏ハードモード3のAI収入ボーナスも、大勢力になってしまえば誤差のようなものであるからな。中盤まで逃げ回り、好機に一気に勝ちを取りに行く戦略がうまくいった結果である」
「遺伝子収集も順調、と……」
次回予告
「さて、では次回のプレイヤー勢力であるが」
「クリア時点で唯一リヴァス軍にいた堕神王……シャラにやってもらおうかな」
「それなりの戦術値と才能『鬼神』を持つ紺華の鬼神シャラであるな。敵に回すと厄介だが味方にすると絶妙に使いづらい神王である」
「それじゃ……次回もよろしく」
次回、紺華編に続く!