第36回:堯舜編その3~本格始動~
前回のあらすじ:いよいよ本格的に戦闘開始!
モンバルギ侵攻戦
「行くぞデフィスよ。モンバルギとの全面戦争である」
「まずは物神サトリに1000の兵を預け、空のベルナを占領だ!」
「続けてモンバルギに総力をあげて進軍する! 行くぞ皆の者!」
「あー、いや。アンタは残っててくれ。神王は戦場にいれば必ず総大将になるから、戦術値が低い神王はいない方がむしろ良いんだ」
「……( ´・ω・` )」
「総兵力こそ互角だが、敵は兵の殆どを神王に集中した歪な陣形だ! こちらには同盟国の援軍も付いてる……焦らず当たれば勝てるぞ、行くぜ野郎共!」
「儂も戦いたかった……」
「難なく勝利だ! 当然の結果だな」
「攻城戦も無事終了し、これで我が堯舜は統治国数5の中堅勢力となったわけであるな」
「十年あれば戦力の壊滅した小国でもなんとかなる。証明できたな、セイドウ!」
「しかし大戦の本番はむしろこれからであろう。まだまだ先は長い……」
あいつが来た!
「さて、神暦313年になったわけだが……ここで大ニュースだ」
「砂神、アヴァリス……!」
「このゲームの最強才能持ち神王だな。……もうこれ世界制覇確定したようなもんだろ。堯舜編完結でいいんじゃねぇの?」
「ぬぅ……一理あるか……!」
「いや否定しろよ。お前の国だろセイドウ」
「もう耐え忍ぶ必要はあるまい。続けてコリュウを叩くのだな」
「ああ。同盟を破棄し、皇陽に侵攻する!」
皇陽包囲戦
「同盟国への援軍要請は済ませておいた。あとは頼むぞデフィス」
「若干やりすぎな気もするな……この状況が作れたら後は誰がやっても勝てるだろ」
「で、あるか。なら次は儂が総大将――」
「ダ・メ・だ! 兵を無駄に殺すつもりか!」
「――(´・ω・`)」
「敵は弓兵を集中運用し、葉双の陣で守りを固めてきておるな」
「防御力が高いなら、それ以上の攻撃力をぶつけてやるだけだ! 別動隊は最小限に抑え、爪虎陣で強襲をかける!」
「7000以上の敵兵が消し飛んだ……圧倒的ではないか我が軍は!」
「攻城戦も力押しで終わったぜ。さらにもう一ついい知らせだ」
「内政値30の遠洗持ちであるか! 素晴らしい!」
「これで統治国数は6……堯舜もついに世界第三位の大国だな!」
「ふふふ……これでもう誰にも我が堯舜を小国とは呼ばせぬぞ……」
「しかし暴れ回るにはまだ力不足だ。次回からはより慎重に国力を高め、アラナダ、ネミスの二大国の力を削げるよう立ち回っていくぜ」
堯舜編その4に続く!