第41回:堯舜編その8~ぐだぐだ征伐戦~
前回のあらすじ:新たな砂神が生まれた!
シュンケイ征伐
「神暦335年、我が堯舜軍は、知龍シュンケイ率いる呉宇軍を打ち破った」
ヴェイ・ルース征伐
「残るはヴェイ・ルースだけだな。サクっと片付けるか」
「うむ。その予定では、あったのだが……」
「? なんだよセイドウ、歯切れ悪いな」
「これを見るのだ、デフィスよ」
「おい、セイドウ……なんでお前が野戦に出てるんだよ! 戦術値が低い神王は戦場にはいない方が良いって言っただろ!?」
「うむ。それはな……」
「……それは?」
「……誤操作である!」
「おい!」
「全軍退却! 退きゃーく!」
「あー、てなわけで、シュンケイ征伐から7年」
「神暦342年、散々(誤操作に)手こずった末、我が堯舜軍はようやくヴェイ・ルースの軍勢を打ち破り――」
「――我が堯舜が、この神暦世界を完全制覇したのである」
長く苦しい戦いだった……
「ようやく終わったな……やけに長く感じた戦争だったぜ……」
「終盤に誤操作を繰り返した結果5ターンは世界制覇が遠ざかったからな……最大の敵はプレイヤーの集中力の低下であるな」
「適度な休憩は大事だな……っと、それよりもセイドウ、才能遺伝子だ! 今回の主目的はそっちだろ! どのくらい集まったんだ?」
「うむ。前回アラナダ編では56%だったが、大きく進んだぞ!」
「さらに砂神の才能もゲット、と。目的はしっかり達成できたな」
「うむ。では……次を考えるとしようか」
次回予告
「次、か。俺はどうせ今回までだろうしな……セイドウ、お前が気になる奴で良いんじゃねぇのか?」
「儂もそのつもりであった。……今回、最後に降した相手を選ぼうと思う」
「なるほど、ヴェイ・ルースのリヴァスか。……難易度としては、堯舜よりはかなり楽だろうな」
「うむ。というわけで次回は、裏ハードモードのレベルをさらに一段階上げて、リヴァス編である」
リヴァス編に続く!