第2回:龍戒編その2~これがヴァジアルサーガだ~
前回のあらすじ:子孫第一号の才能に嫌な予感……
神暦305年
「ソウリュウ様、なんやかんやあって神暦305年になりました」
「そのなんやかんやがこのゲームのキモなんじゃねえの」
「それを解説してると記事の長さがとんでもないことになってしまいますので」
「これプレイレポートって呼んでいいのか?」
「あれ……ソウリュウ様、我が国の従属国だったギルスが我が国の領土になっていますが……ギルス神王はどこに?」
「ああ、かわいそうに隣国の礼儒に侵攻されてしまってな。すぐに取り返してやったのだが、このゲームでは一度神王の座を追われた者が神国を再興することはできないんだ。ああ、かわいそうに」
(……白々しいなぁ)
「というわけでギルスを滅ぼした悪しき礼儒を征伐だ!」
「その霊儒の神王、ロジュウ様を捕らえたようですが」
「登用しろ! 『祭神』の才能は強力だ!」
「敵対していた神王でも、臣下に加えれば絶対服従。武将の裏切りや反乱が一切発生しないのがこのゲームの特徴ですね」
「国同士の同盟や従属関係はすぐ裏切……ちょっと待てこれ前回もやらなかったか?」
「あっ」
子孫の才能が判明!
「お待ちかねの子孫繁栄フェイズだ!」
「あの、ソウリュウ様。たった今入った情報なのですが……」
「あっ」
「雷麗の才能は、『臆病』でした」
「……嫌な予感がしていたが、やはりそうだったか」
「このゲーム唯一のEランクかつネガティブ効果を持つ才能ですね」
「一発目からこれを引き当てるのはある意味レアな気がするぜ……」
「惜しいですね。せっかく能力の高い子孫なのに」
「そうだな。仕方ないから別の才能で上書きするぞ」
「えっ、記念すべき一人目の子孫の才能を?」
「最初から持ってる才能遺伝子が三つあるからな。今回はその中から『朱雀』の才能をこの子孫に封入する」
「配下のミイルが持っている『修羅』と相性が良い才能ですね」
「こうして才能遺伝子をやりくりして、最強の武将を作り、最強の家臣団を作るのがこのゲームの醍醐味なんだよな」
「雷麗はその第一歩というわけですね」
「ああ。才能も変えたし、このまま武将に昇格させるぞ。もう元服したからな」
「遺伝子操作で子孫は急激に成長するので、だいたい5年程度で13歳(元服可能年齢)になるんですよねこのゲーム」
「年齢の概念がぶっ壊れそうだ……」
「そして早速子孫繁栄」
「強い武将同士を掛け合わせて、強い武将を作り、さらに掛け合わせてより強い武将を作る。これがヴァジアルサーガだ!」
「倫理観とかないんですか?」
「神暦300年代の倫理観ならセーフだ!」
「そのあたり興味がある方は公式サイトの世界設定をご覧くださいね」
龍戒編その3へ続く!